うまく押さえられないのはギターのせいかも?お下がりのギター使ってる方は必見!?
こんにちは、ギター評論家HotButterClubアッキーです。
私は17年間のギター職人経験をもとに、あまり知られていないギターの裏話など、目から鱗のギター雑学と練習が楽しくなるギター講座を開いています。
今回の内容は
古いギターをお下がりで貰って始めた方は必見ですよ!!
ギターで難しいのって、先ずやっぱり弦を押さえる左手ですよね?
指が折れるんじゃないかってくらいチカラ入れてるのに、曇った音しか出ないと
「はぁ〜、私には無理なのかなぁ〜」
って思っちゃいますよね?
でもそれ、あなたのせいじゃ無いかもしれませんよ?
弦高って聞いたことありますか?弦の高さです。
指版からどれだけ浮いているかっていうことなんですね。
簡単に言うと、弦が浮いているほど押さえるのに力が要ります。
浮いていないほど押さえるのが楽と言うことです。
じゃあ、その弦高が低いほどいいの?
と思われますが、弦高はある程度高い方が響きは良くなるのです。
では、自分のギターの弦高をチェックしてみましょう!
【簡単チェック方法】
- 測定ポイントは、6弦の12F
- 測定器具は端から目盛りがふってあるステンレスの定規
- 普段のようにギターを構えて測定(寝かすと重力で微妙に変化)
- フレットの頂点から弦の下限までの距離を測る
そんな定規持ってないよ!という方が多くだと思います。
というわけで、簡易に測りましょう。この定規は無印良品の定規です。
では、現行の目安です。多くのギターが
2.2mm〜2.6mmで設計されています。これはメーカーによって、モデルによって設計が異なるので一概に正しい弦高というものはないのですが、では間をとって標準値を2.4mmとします。
もちろん無印良品の定規ではそこまで細かく計測できませんが、
3mm離れていたら、弦高が高いと思ってください。
どうですか?ちゃんと押さえられない理由、弦高でしたか?
古いギターをお下がりで貰って始めた方がここに気が付かずに、あきらめて辞めちゃう人って多いんですよね。
では、弦高を下げるにはどうしたらいいの?
弦高が高い理由は様々です。
- ネックが反っている
- ボディが(表)が膨らんでいる
- ナット、ブリッヂの状態
と複雑ですので、それぞれにあった対処法をとります。なのでその場合はギター販売店に相談しましょう!
販売店でいいんですよ!販売店によってはそのお店内に修理スタッフがいますし、そうでないお店は、そのギターのメーカーに調整を依頼してくれますからね。
いかがでしたか?
新しいギターを買うのも楽しいですが、せっかくのギターですからメーカーで調整してもらって生き返らせるのもいいですよ!
本当はこうゆう定規で測ります。
このチューナーいいですよね!欲しいです。
定番にして究極のストラップです。