mottoたのしいギターの世界

エレキ・アコギ合わせて17年間ギターの製造に従事した元職人。数多くのアーティスト本人使用モデルの製造に関わってきました。現在はギターをもっと楽しみたい方、練習にちょっと疲れちゃった人の為の雑学やお役立ち情報を、ギター業界の中の人ならではの裏話を交えてお届け中です。

番外編!日本製?米国製?特徴はあるの?

《結論》

造られた国で選ぶ時代はとっくの昔に終わっていますよ!!

 

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とりわけ日本の根拠の無い『信頼のmade in  Japan』神話にボクは警笛を鳴らしたい!

 

あと、アメリカの老舗メーカーに対する盲目的な信頼にも警笛!!!

 

 『〇〇大学卒なら間違いないでしょ!!』

 

喩えるなら、それだけで新卒採用しているみたいなものですよ!

 

私は今までに何万本ものギターに触れてきました。その感覚でいうと

  • made  in  USA のメーカー全般には細部の仕上がりより楽器としての完成度重視

  • made  in  JAPANの製品は楽器としての完成度より、カタログスペックと細部の仕上がり重視

そんな感じを強く受けます。

 

ちなみにこれ、あくまでも私の感想ですからね!

 

しかし、今は台湾のメーカーや中国のメーカー、今まで日本の下請けをしていた工場が独立してすごく魅力的なギターをお買い求めやすい価格帯にバランスとって増えてますよね?

 

国内外問わず、老舗メーカーは”かつてのメーカーに“になったなと、僕の目に映ります。

 

楽器は音楽を奏でるもので、音楽は感覚器と心で感じる雰囲気ものです。

 

色々と思う言ってますが、

ぜひ楽器を試奏する際は、人気テレビ番組の芸能人格付けチェックのような気持ちでご自身の感覚に向き合ってみてください。

 

アッキーでした、では次回まで!!